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【本谷有希子さん著】第27回三島由紀夫賞受賞「自分を好きになる方法」を読んだ感想

この記事では本谷有希子さん著「自分を好きになる方法」を読んだ感想を紹介します。

 てっきり日本の内容だと思っていたので、主人公の名前が「リンデ」と分かって違和感を感じながら読み始めました。

 

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「リンデ」16歳

主人公はリンデという名前の16歳の女の子。友達のカタリナとモモの3人でボーリングに行ったときの話。クラスでも目立たないグループにいるリンデは、華やかなグループの子に明日からお昼ご飯を一緒に食べようと誘われていることをなかなか打ち明けられずにいた。

高校に入学したばかりの時って、席が近いから仲良くなるのがほとんどだと思います。リンデも席が近いカタリナとモモと初めは仲良くなったみたいだけど、外国でも座る席って決まっているのかなぁ。と考えてしまいました。私は外国は自由なイメージだったので。

16歳の頃を細かく思い出せないけど友達との関係って敏感だった気がします。「お昼を誰と食べるか」なんて大人になったら1人でもどうってことない問題だけど、あの時は一人でいる勇気はなかったなぁ。

女子高生だった自分を思い出しました!

離婚の予兆は結婚前

28歳に話は飛んで、恋人との旅行最終日の夕食に行く用意をしている話。

離婚の予兆はこの時にあったと思います。この時は結婚もしていなから離婚だなんておかしいけれど。1日目も大ゲンカをして、最終日もケンカなんて途中で旅行を辞めなかったのが不思議なくらいです。

34歳は結婚記念日の話で、28歳の時の旅行最終日に行く予定だったダイナーへ行った話。私は、2人はもう別れていたと思っていたので結婚したんだ!しかもあの時のダイナーにいったんだ!って少し驚きました。

47歳には離婚していて、猫の里親会の友人たちとのクリスマス会の話。

自分が離婚するだなんてリンデは16歳のときには思ってもいなかっただろうなぁと思います。読んでいくとせつない話が多くなってきました。リンデが変わらないからかもしれません。

お似合いだと思ったんだけどな~

3歳も63歳も切ない

話は急に飛んで3歳のリンデの話。お昼寝の時間にリンデがなかなか眠らないので先生が本気で怒っている。

3歳児にこんな怒り方するのか!先生こわい!と思いました。

次が63歳のリンデの話で、周りの人とかから疎まれているのが分かります。リンデは行動派だと思っていたので、読み進めるごとにどんどん悲しくなりました。

おわりに

リンデは47歳のときにも不在票をにぎりしめていました。誰かとつながっている感覚があるのかなぁ。宅配便のひとが好きなのかと思っていました!そういうこともあるかもしれないですよね。

自分を好きになる方法」の「自分=リンデ」ではなくて「自分=私」なんだと思います。リンデのようにならないためには今をどう生きていくの?って言われている気がしました!

 

 

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